
この記事ではカロムの紹介をしているよー
みなさん、カロムというゲームをご存じでしょうか。
ゲームといってもTVゲームではありません。ボードゲームです。
このページを見てくださっている方は、少なくともカロムという名前、存在は知っている方かと思います。
ですが、カロムがどんなゲームか…ルールまでは把握できていないのではないでしょうか。
この記事では、
・カロムのルールとはどのようなものか
を掲載しています。
やり始めると結構ハマっちゃうゲームなので、この記事を読んでぜひプレイしてみてください!
カロムってどんなゲーム?
そもそも、カロムとはどんなゲームなんでしょう?
カロムの歴史
カロムは海外からやって来たボードゲームです。
カロムは昔、発祥国であるインドではキャルム、ヨーロッパではカロムと呼ばれていました。
日本に持ち込まれたのは大正時代で、滋賀県の彦根市ではカルムと呼ばれ特に親しまれてきました。
お正月やお盆で子供達が集まると、カロムが遊び道具として登場し、楽しく遊ばれていました。
それが今に至ります。
カロムのルール
ここからは、カロムのルールを説明します。
カロムのセッティング
カロムの基本となるセッティングです。プレイヤーは2人か4人のどちらかです。
カロムの玉の種類は
- 王将1個
- 赤、緑の親玉(打ち玉)各2個
- 赤、緑の玉(持ち玉)各12個
となります。
まずは、セッティングとして下図のとおり。
中央に王将を配置し、その周りの円形状のラインに持ち玉(赤玉、緑玉)を交互に置きましょう。
・セッティング
カロムは玉を指で弾いて、最終的に王将をポケットに入れれば勝利!となります。
では、そのルールについて見てみましょう。
※ただし、今回は4人でのルールを軸として説明します。
まずは、先攻後攻をじゃんけんで決めましょう。
勝った方が赤チームとなります。
各チーム、チームメイトと向き合うようにポジショニングしましょう。
そして、赤チームはティースポットに赤親玉を設置し、中指で弾きます。
ここからゲームスタートです。
それ以降は、時計回りにお互いの親玉を弾いて自分のチームの持ち玉をポケットに入れていきます。
もし、自分の持ち玉がポケットに一つも入らなかった場合や親玉がポケットに入った場合は次のプレイヤーに順が周ります。
違反、ペナルティについては下にまとめましたので、参考にしてください。
これを繰り返し、自分のチームの持ち玉を全てポケットに入れていきます。そして、最終的に王将をポケットに入れたチームが勝利となります。
カロムの違反、ペナルティ

ペナルティに気を付けてね!
そして、次のプレイヤーに順が周ります。
また、親玉だけがポケットに入った時も持ち玉を中央に一個積みます。
そして、次のプレイヤーに順が周ります。
相手の持ち玉はそのままサービスとなり、次のプレイヤーに順が周ります。
そして、次のプレイヤーに順が周ります。
そして、持ち玉がポケットに入った際に中央に積み残し分の持ち玉を置きます。
カロムの戦略性
カロムには様々な戦略性と運が絡んできます。
自分の持ち玉を減らしていくだけではだめ?
カロムのルールで最も大切なのは、自分の持ち玉を減らすことです。
ですが、減らし過ぎると相手にも「打ちやすさ」というチャンスを与えることになります。

ある程度、妨害なども考えて立ち回ることが重要だよ!
相手のミスを誘う
相手側のミスを誘うのも重要です。
あえて王将を相手が打ちやすい場所に配置するのも一つの手です。
また、真ん中に大量の持ち玉を残しておくことで、親玉を外へ飛び出させるなどのミスを誘うことも出来ます。

相手のミスを誘うのも、重要な戦略だね!
コミュニケーションが大切
カロムは基本的には2対2で行うことが多いため、チーム間で作戦を立てることも重要です。
時には運に邪魔されたりすることもありますが、そんな時にもチームで話し合って作戦を立て直すことが重要になってきます。
このようにカロムをプレイすることで、お子様には自主性や社会性、創造性を育む知育玩具として使えるのです。
また、指を多用するボードゲームのため、リハビリの現場や認知症予防としても最適です。
実際、デイケアの現場でも使われています。

カロムはコミュニケーションツールとしても愛用されているのね!
カロムのお値段
ここまで読んできた方、気になるのはお値段ですよね?
実は日本カロム協会が推奨する木製のカロムは15,000円~20,000円と決してお安くはありません。
高いものでは3万円近くします。
ですが、一方で現代版カロムとも呼べるものがあります。
それが「スーパーカロム」です。
ルールはカロムと同様で、値段は5,000円ほどです。
こちらのスーパーカロムは、別売りのアタッカー&ディフェンダーセットを買うと四つどもえの対戦も可能になります。
四つどもえ対戦は通常のカロム以上に熱い戦いが期待できますね!
カロムは奥深いゲーム
いかがでしたでしょうか。
単純ながらも奥深いカロムの魅力は伝わったでしょうか?
ルールは簡単で誰にでも出来る物でありながら、戦略性も必要となる奥深いゲーム、カロム。
外出も心配なこの時期に、ぜひ家族でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
長文お読みいただきありがとうございました。
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