
シルバーアクセサリーのお手入れ方法を知りたいなぁ。。
今回はこんな悩みにお答えします。
お気に入りだったシルバーアクセサリー。
いつの間にか変色していたり、くすんでいたりはしませんか?
よくある話で、もちろん私にも経験があります。
でも、せっかくのシルバーなんですから、その輝きをできるだけ保ちたいと思いませんか?
くすんでいてはなんだか安っぽく見えてしまいますし・・はっきり言って勿体ないです。
そこで、今回は下記の内容で記事にしようと思います。
・シルバーアクセサリーをピカピカに保つ予防法
・シルバーアクセサリーをピカピカに戻す方法
シルバーアクセサリーがくすむ、黒ずむ原因
シルバーアクセサリーは普通に使っているとくすんだり、黒ずんだりしてしまいます。
シルバーアクセサリーがくすむ原因は皮脂や汗
シルバーアクセサリーがくすむ原因は皮脂や汗の付着にあります。
なぜなら、シルバーアクセサリーは肌に触れることが多く、しかもそのまま放置しがちだからです。
装着した後、毎回のようにケアする人は少ないですよね?
その結果、くすみの原因になるのです。
シルバーアクセサリーが黒ずむ原因は酸化ではなく硫化
シルバーアクセサリーが黒ずむのは、硫黄のせいです。
なぜなら、シルバーは硫黄によって硫化する性質があるからです。

硫黄なんてそこら辺にあるものじゃない・・
こう思った方もいるでしょう。
ですが、実際のところ、空気中には硫化水素が微量に含まれているのです。
その結果、空気に触れているだけでも黒ずんでしまうのです。
また、消毒液などの医薬品や、輪ゴムにも硫黄は含まれています。
こうしたものの近くに置かないよう注意しましょう。
シルバーアクセサリーをピカピカに保つ予防法
シルバーアクセサリーは、やっぱりピカピカに保っておきたいですよね!
シルバーアクセサリーをピカピカに保つには毎日のクロスケア
シルバーアクセサリーをピカピカに保つには、使った後クロスで拭くのが良いです。
その理由は、皮脂や汗がくすみを作るからです。

毎回は少し大変・・・
こう思うかもしれませんが、黒ずみやくすみが顕著になるとより大変になります。
専用のクロス(100均でも売ってます)や、メガネ拭きでも代用できますので、習慣化しましょう。
また、下記のとおり保存をしていない場合は、使っていなくても少なくとも毎月のクロスケアが必要になります。
シルバーアクセサリーをピカピカに保つ保管方法
シルバーアクセサリーをピカピカに保つには、ジップロックなどの個包装で保存しましょう。
先ほども書いたとおりですが、シルバーアクセサリーは空気に触れるだけでも日々黒ずんでいきます。

なんで個包装??
ここで個包装にしているのはお互いを傷つけあわないためです。
空気に触れないことで黒ずみを防げても、傷がついたら意味がありません。
必ず、ジップロックで、なおかつ個包装で保管しましょう。
シルバーアクセサリーをピカピカに戻す方法
どれだけ気を付けていても、うっかりシルバーアクセサリーを付けたまま温泉に入ったりしてしまう事・・ありますよね?
私だけでしょうか・・?
シルバーアクセサリーのくすみを取る方法はお湯洗い
シルバーアクセサリーのくすみを取るうえで、まず試すべき方法はお湯洗いです。
なぜなら、先ほども書いたとおり、シルバーアクセサリーのくすみの原因は皮脂などだから。
また、お湯洗いで汚れがとれなかった場合は、お湯に食器用洗剤(中性洗剤)を少し入れてください。
そして、浸しながら洗いましょう。
大概の場合、これだけでくすみは取れます。
シルバーアクセサリーが激しく変色している場合
激しく変色している場合、お湯以外にもピカピカに戻す方法があります。
いくつか紹介しますね。
ただし、石がはめ込まれたものや、いぶし銀加工(あらかじめ硫化反応を起こしておき、立体化する加工)されたものは破損の可能性もありますので、ご注意を。
重曹を使う
重曹を使ってシルバーアクセサリーをピカピカにできます。
使用するもの
↓
アルミホイルの上にシルバーアクセサリーを置いて、浸るまでお湯を注ぐ。
↓
お湯3に対し、重曹1の割合いで重曹を投入。
↓
お湯が触れるようになるくらいまで冷えたら、シルバーアクセサリーを取り出してすすぐ。
↓
乾いた布で水分を拭き取って、乾燥させる。
歯磨き粉を使う
歯磨き粉を使ってもシルバーアクセサリーをピカピカにできます。
しかし、傷つきやすいのでご注意を。
使用するもの
↓
こする。
↓
水洗いし、すすぐ。
↓
乾いた布で水気を拭き取り、乾燥させる。
塩を使う
なんと塩を使ってもシルバーアクセサリーをピカピカにできます。
ただし、いぶし銀加工されたものには使えません。
使用するもの
↓
シルバーアクセサリーを入れて、浸るまで水をそそぐ。
↓
水5:塩1の比率で塩を入れる。
↓
数分、煮込む。
↓
水洗いし、乾いた布で水気を拭き取り、乾燥させる。
シルバークリーナーを使う
シルバークリーナーを使うことは、最も手っ取り早い方法です。
しかし、純粋な銀製品にしか使えません(石の埋め込まれたものなどには使用できない)。
また、シルバークリーナーは劇薬ですので、必ずビニール手袋を装着し、ピンセットで作業しましょう。
使用するもの
↓
アクセサリー全体が浸かるようにシルバークリーナーを入れ、15秒ほど待つ。
↓
良く水洗いをし、柔らかい布で拭いてから乾燥させる。
塩化による黒ずみはプロに任せる
塩化による黒ずみの除去はプロに任せましょう。
なぜなら、硫化よりも黒ずみの定着が強く、家庭で用意できるものでは太刀打ちできないからです。
塩化は、塩素系漂白剤などに触れてしまうと起こります。

硫化と塩化の違いなんて分かるの??
という疑問については、実際に洗浄を始めるまでは区別がつきません。
もし、上記の方法を試してピカピカにならなかった場合は、業者に頼むのが無難です。
さらに艶を求めるならシルバーポリッシュを使おう
上記のやり方で基本的にはシルバーアクセサリーをピカピカにすることが出来ます。
ですが、さらに艶を目指す場合は、シルバーポリッシュを使いましょう。
使い方は簡単で、ティッシュに少量とり、クロスの時と同じように拭くだけです。
多少のベタつきはお湯洗いで解消しましょう。
いぶし銀加工や銀メッキ加工のお手入れはクロスだけで十分
いぶし銀加工や銀メッキ加工のシルバーアクセサリーは銀の部分をクロスで拭くだけで十分です。
なぜなら、いぶし銀加工の硫化幕は非常に薄く、家庭のケアでも簡単に落ちるためです。
ですので、クロスで優しく拭くことだけを心掛けましょう。
シルバーアクセサリーにはピカピカであってほしい!
いかがでしたでしょうか。
やっぱり、シルバーアクセサリーにはピカピカであってほしいですよね。
そのためには、私たちがしっかりケアする必要があります。
この記事を読んで、一人でも多くの方が気持ちよくシルバーアクセサリーで着飾ることが出来れば幸いです。
長文お読みいただきありがとうございました。
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