
コップって知らないうちに茶渋が残るよね・・害とかはないのかな?

ふと気になっちゃうこともあるよね!
今回はこんな問題を解決します。
いつも使っているコップ。茶渋が付いてはいませんか?
毎日使っていれば当然、茶渋くらいつきますよね。
ただ、普段は気になっていなくても、「この茶渋に害はないだろうか?」と、ふと気になったりはしませんか?
もし体に悪影響のあるものだったら、有害な物質を毎日体に取り込んでいることになります。
怖いですね(゜Д゜;)
ですがご安心を!
今回の記事では茶渋の成分を説明しています。
また、効果的な洗い方および茶渋の付きにくい容器まで具体的に説明していますので、あとはそれを実践すれば良いだけです。
簡単にこの記事の内容を説明すると、
- 茶渋がどういうものか
- 茶渋に害はあるのか
- 茶渋の落とし方
- 茶渋のつきにくいコップ
について紹介します。
この記事を読むことで、あなたの茶渋についての理解が深まり、どのように対処すればよいかが分かります。
5分程度あれば読めますので、さっそく参りましょう。
そもそも茶渋ってどういうもの?
そもそも茶渋って何なんでしょう?
お茶やコーヒーの乾いた跡?っていうのはなんとなく想像できますがそれ以上の説明ができませんよね?
ここでは、茶渋の成分について説明します。
茶渋の意味
茶渋の言葉的な意味は
茶をいれたあとに、茶碗や急須(きゅうす)などにつく、茶の垢(あか)。
出典:デジタル大辞泉
だそうです。

これだけ聞くと、単なる見かけ上の汚れという感じがするよね。
では、本当にそれだけなのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
茶渋の成分とは?
茶渋の主な成分は、飲み物に含まれるカテキンやポリフェノール、タンニン等です。
これらの物質が、水に含まれている金属イオンおよびタンパク質と化学反応を起こすことで結合し、茶渋となるのです。
これがいわゆるステイン(着色汚れ)というものです。

コーヒーや紅茶を飲んだとき、歯に黄ばみをつくるものと同じだよ!
また、このステインは水に溶け出しにくい性質を持っているため、結果的にコップに残ってしまうのです。
このステインこそが茶渋の正体です。
茶渋に害はあるの?
茶渋の成分、正体は分かりました。
ですが、それをほうっておいたままでいいのでしょうか?
…
…
…実は、茶渋は菌の温床なのです!
といっても、茶渋そのものには害はありません。
ですが、茶渋は菌の温床で、カビがうようよしています。
でも、茶渋のついたコップでお茶を飲んでお腹を壊した!なんて話、聞かないですよね?
それは、茶渋についている程度のカビなら健康な人の胃酸でやっつけることができるからです。
ですが、その程度のカビでもほうっておくとどんどん増えます。
カビは体内でやっつけることが出来るとはいえ、衛生上、良いものではありません。

茶渋はおとなしい顔して、実は有害な菌の温床なの!
茶渋の落とし方
茶渋はつけないに越したことはないです。
ですが、普通にコップを使っていると茶渋は避けられない道です。
実は、コップの中でも陶器は茶渋がつきやすいのですが、「趣があるのでやっぱり陶器を使いたい!」という方も多いはず。
そんな方のための洗い方をいくつか伝授いたしましょう!
- コップは使ったら素早く洗う
- 漂白剤を使う
- メラミンスポンジを使う
- 重曹で洗う
- 塩でこする
この順番で解説していきますね。
コップは使ったら素早く洗う
大前提として、コップは使ったら素早く洗うべきです!
仮に放置でもしようものなら、たとえガラスのコップであろうと茶渋はついてしまいます。
なぜなら、水分がとんで、コップの表面が乾いてしまっているのだから。
ステインが残るのは当然です。

使ったらすぐに洗う、もしくは水につけておく。これは大前提だからね!
この大前提をおさえたうえで、次に進んでくださいね。
漂白剤を使う
漂白剤を使うのは最もメジャーな方法ではないでしょうか。
方法としては、
漂白剤にコップを漬け置きして約1時間待つ。
これだけです。
それだけで茶渋は落ちますし、殺菌効果もあります。

毎日とはいわないまでも、週1回程度でも安心だよ!
ただし、漂白剤は劇薬ですので、使う時には換気をしっかりしましょう。
また、人によっては匂いがキツくて合わないこともあるかと思います。
さらに、コップの素材によってはコップ自身を痛める可能性もあります。

金属製のコップは錆の原因にもなっちゃう!
普通の漂白剤が合わない人は優しい酸素系がオススメです。
メラミンスポンジを使う
メラミンスポンジを使うのも一つの手です。

私はよく使っているよ!
使い方は簡単で、
メラミンスポンジに少し水を含ませて茶渋を落としたい部分を擦るだけ。
そして、やっぱりメラミンスポンジの代表格といえば「激落ちくん」。
こするだけで目に見えて綺麗になるところがクセになります♪
適当にサイズを切り分けられるのも良いところ!
ただし、傷のつきやすいコップには注意が必要なので、お気に入りのものにはあまり使わない方がいいかもしれません。
重曹で洗う
重曹で洗うのも一つの手です。
熱湯に溶かした重曹にコップをしばらくつけておき、洗い流す
という方法を使いましょう。
なぜなら、重曹はそのままで使うと一つ一つの粒子が大きすぎて、茶渋を「削り落とす」感覚になります。
ですので、そのままの重曹でこするとコップが傷つく可能性があります。

熱湯に重曹を溶かす時の割合は、コップ約1杯分(200ml程度)に対し、小さじ1杯の分量だよ!
そして、1時間ほど漬け置きしたらぬるま湯で綺麗にすすいでください。
重曹はアルカリ性なので、ゴム手袋等で扱うこともお忘れなく。
塩でこする
茶渋は、少量のお湯で溶かした塩でこすり落とすこともできます。
量の目安は水がコップの底に浸る程度に対し、塩一つまみです。
水の割合が多いと塩が完全に溶け切ってしまい、研磨剤としての効果を失ってしまいます。
逆に、頑固な茶渋に対しては塩を追加することで補いましょう。

こするのは普段使いのスポンジでOK!
ただし、この方法は、塩の粒子が大きいためコップの傷つきは避けられません。
一方で、幼いお子様などがおられる家庭では、衛生上最も安心と言えるでしょう。
水筒についた茶渋はどうすれば良い?
茶渋と言えば、コップだけでなく水筒にも付きますよね。
水筒についても、基本的にはコップから茶渋を取り除く方法と同じで良いです。
唯一、違う点があるとすれば、使うスポンジの種類です。
水筒は深さがあるので、普通のスポンジだと底まで届きません。

しかも、茶渋が最もつきやすいのは水筒の底の部分なんだよ!
今は便利なスポンジも売っていますので、積極的に利用しましょう!
茶渋の付きにくいコップを紹介!
茶渋は、やっぱりないに越したことはない!ということがわかりました。
となると、茶渋が付きにくいコップがあれば便利ですよね。
実は、ガラスのコップは茶渋が付きにくいです。
なぜなら、他の素材の容器よりも表面がスベスベしており、ステインが残りにくいからです。
茶渋は、主にコップのザラザラ面につきます。
その点、ガラスはスベスベした表面なので厄介なステインを回避できるのです。

温かいものが飲みたかったら、耐熱ガラスでもOKだよ!
ただし、ガラスコップでも茶渋が全くつかないというわけではないのでご注意を。
他には、磁器のコップも比較的表面がスベスベしているため、オススメです。
緑茶などを雰囲気を味わいながら飲みたい!という方は陶器よりも磁器ですよ!
おわりに
いかがだったでしょうか。

茶渋に害はないけど、カビや菌の温床なんだね!

そう!でも、紹介した対策さえすれば問題なしだよ!
皆さまも、コップを使ったあとはすぐに洗って、なるべくなら茶渋はつかないようにしましょうね。
長文お読みいただき、ありがとうございました。
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